私はカウンセリングはしません。ここで言うカウンセリングとは、心理学的なアプローチで、当事者の方の考え方を変えたり、心に働きかけるということです。これは行いません。誰かを治療しようという視点は初めからないわけです。
心理学ではなく、自分が取り扱った家族事件の実例から学んだこと、事案を解決するために学んだ統計学等様々な研究結果を活かしたアドバイスということになります。
また、解決の方法は、本当は当事者の皆さんがよくご存じです。ところが、自信を無くしていたり、相手に困惑してい間情的になっていたりするため、本当は知っている解決方法を選択することができなくなっていることがほとんどです。
ご事情を少し遡って順番にお聞きしながら、すれ違いが起きた時期、原因などを一緒に考えていきます。
言葉では表面的に対立しているようにみえても、表面的な言葉をそのままうのみにせずに、お互いが本当に言いたかったことは何かということをゆっくり考えていきます。
そして、色々な選択肢を提示しながら、そのご夫婦に一番適した方法を提案し、当事者の方に選択していただくことになります。
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